大東市のリフォーム補助金を使ってお得に耐震リフォームした事例

コボット設置後

構造 木造
階数 2階建て
延床面積 152㎡
竣工年月日 平成30年3月19日
設計・監理 ㈱シーエムシー一級建築士事務所
施工 ㈱日の出組

■今回利用した補助金

  • 耐震改修補助制度
  • 三世代家族推進事業

▼耐震改修補助制度とは

耐震設計および耐震改修工事を合わせて最大100万円の補助を受けることができる制度です。

この補助制度は、将来考えられる大震災の発生を踏まえ、耐震改修促進を図るため、平成26年12月から拡充された補助制度です。

この補助を受けるためには、耐震等級1(現行の建築基準法の最低限の耐震性を確保)定められた工事内容や対象住宅、補助対象者の条件を満たさなければなりません。

詳しくは大東市のWEBサイト「既存木造住宅耐震改修補助制度について」をご覧ください。

また大東市は将来、地震による家屋倒壊リスクがあります。

そんな大きな震災は来ないだろうと思いたいところですが、「南海トラフ地震の起こる確率は70%」といわれており、同時に生駒断層帯や上町断層帯も大東市の近くにあるので、地震リスクは考えておくべきでしょう。

【参考ページ】
http://www.city.daito.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/3/201502-01-04.pdf

▼三世代家族推進事業とは

大東市が人口流入および定住促進を目指すための補助制度です。

なぜ三世代同居・隣居・近居なのかは、三世代家族の形成によって、介護や子育てなどの負担軽減を図れることにより暮らしやすくなるためです。

そのため、引っ越し代相当額および住宅取得費用、持ち家の増改築やリフォーム費用の一部を支援してくれる制度となっています。

補助を受けるにあたっては、様々な条件があります。

詳しくは大東市のWEBサイト「三世代同居・隣居・近居の支援補助について」をご覧ください。

今回の補助金による耐震補強工事費の軽減額

2つの補助金を利用し合計で150万円も耐震補強工事費を軽減することができました。

■内訳

  • 耐震改修補助制度で100万円軽減
  • 三世代家族推進事業で50万円軽減
    (引越し10万円 同居40万)

三世代家族推進事業は隣居か同居かで出る金額が変わりますが、今回は同居に関しての補助金が満額でました。

日の出組で耐震工事を行った理由

お施主様は日の出組で耐震工事を行う前に耐震診断(補助金50000円)を受けられ、大地震で倒壊するという診断が出たことが一番の理由だったようです。

そして倒壊しないようにするためにも、35年前に今の家を建てられた建設会社さんに耐震改修の見積もり依頼をしたところ、何千万という見積もりがきたそうです。

 

流石に高いと思われたのか、次に日の出組に相談いただき、ご提案をさせて頂きました。

 

日の出組にご相談いただいた後、お施主様は補助金を活用するために大東市の役所へ相談しに行かれ、そこで耐震改修補助制度とは別に、三世帯で同居するなら三世代家族推進事業による補助金があるのを聞いたということでした。

 

そして、この2つの補助金を利用して日の出組で耐震補強工事をさせていただくこととなりました。

 

実際に行った耐震補強工事の内容

今回行った耐震補強工事は主に、国土交通大臣認定である耐震補強金物のコボットというものを筋交いのように設置しています。

またそれ以外でもトイレの段差解消や、フローリングの張り替え、和室壁のじゅらく塗り替えなどを行いました。

耐震補強工事の内容を写真でご紹介させていただきます。

着工前

これは着工前の様子です。

間柱解体前

壁の解体を行いました。

間柱解体後

コボットを設置するために、間柱の真ん中をくりぬきます。

コボット設置中

1本1本丁寧に取り付けます。

コボットの金具の状態

コボットの端はこのような金物でしっかりと固定しています。

コボット設置後3

一部解体した間柱の間にコボットを通しました。

間柱復旧後

間柱の復旧を行いました。

断熱材設置後

間柱を復旧したのち、断熱材となるグラスウールを充填しました。

クロス張り後

構造用合板で壁をつくり、クロスの張り替えを行いました。

耐震補強工事の簡単な流れはこれで以上です。

またトイレの段差上げの様子です。

トイレ段差上げ

元々あった段差を上げた状態です。

トイレ段差上げ後

床材を張り、トイレを設置しました。

他にも色々と行ったことはありますが、代表的なもの画像で紹介させていただきました。

大東市の2つの補助金を受けるために行った申請の流れ

  1. 耐震補強設計を行う。
  2. 大東市役所に耐震改修補助制度の申請。
  3. 耐震補強工事を行う。
  4. 現地検査を中間と最終で行う。
  5. 補助金を受けるために必要な書類提出
  6. 内装改修工事
  7. 三世代家族推進事業の補助金申請

この7つの流れが実際に補助金を受けるために行った流れです。

お客様のお喜びの声

今回の耐震工事は安くしてもらった上に、補助金の手続きもやってもらって助かりました。ありがとうございます。

また今後はキッチンもリフォームしたいので、また相談に乗ってほしいです。

というお声をいただきました。

 

日の出組では工事の品質が高いだけでなく、お施主様に満足していただけるよう、様々なことに取り組んでおります。

大東市で耐震補強工事やリフォームをお考えの方は、お気軽に日の出組にご相談ください。