(1)収納を出来るだけ多く取りたいというご要望には、外部に収納を設けるとともに、内部には天井までの収納を設けました。
外部収納の開口は、当初親子扉を考案していましたが、より開口がとれるようにシャッターをご提案し、収納容量を最大限確保しました。
(2)壁はしっくい塗り、天井はダイロートンというご要望に関しては、カタログやサンプルで確認を取りながら決定していきました。
(3)無垢フローリングには桃太郎桧をご提案し、ワックス(蜜蝋ワックス)を塗った状態のサンプルを確認し材料を決定しました。また、建具の面材にはフロア材を使ってほしいというご要望があり、床と建具に一体感が生まれより広さを感じとれる空間となりました。
(4)西面には掃出しのサッシを設けるとともに、上部に欄間(引違い)を提案し、より光と風がさしこむようにしました。
(5)木部(土台や柱)の状態を気にされていましたので、解体後に現場で施主様と一緒に確認し、問題のない部材、取替えが必要な部材をご説明し、納得していただいたうえで工事に取り掛かりました。
今回、施主様とは週に1回打合せの場を設け、コミュニケーションを密に取りながら、工事を進行しました。
施主様の想いが詰まったお家が完成し、引き渡し時には大変喜んでいただきました。 |