和室を囲む子育てしやすいGX志向型の家

今回は、「和室を囲む子育てしやすいGX志向型の家」の建築現場。その全工程を詳細にレポートします。

GX志向型住宅、断熱性能6で建てる最新仕様の住宅。

家の中心に配置された和室が、年を重ねても家族のつながりを深める場所となるように設計。
更に、子育てのしやすさにもこだわりました。

施工の様子や入念な検査の様子を詳しく解説し、安心してお住まいいただける家づくりをお届けします。

設計段階、四方お清めから始まり、お引渡しまで、順を追って建築の過程をご覧ください。

地盤調査

2025/1/19

「和室を囲む子育てしやすいGX志向型の家」の建築予定現場にて、地盤調査を行いました。
地盤調査は、安全で長く住み続けられる住まいをつくるために欠かせない重要な工程です。

地盤の安全性を確認するため表面波探査法による地盤調査を行いました。

表面波探査法とは?
この方法は、地盤の表層を伝わる波動を測定し、その伝わる速さから地盤の硬さや支持力を算出する調査手法です。重機を使用せず、短時間で広範囲の地盤特性を測定できるため、地盤の強度を効率よく評価することができます。

調査の様子と今後の流れ
今回の調査では、専用の機械を使って地表に波動を送り、その伝わり方を詳細に分析しました。この結果をもとに、建物を支えるための地盤の状態を確認し、必要に応じた基礎工事の計画を進めていきます。

四方清め

2025/1/19

「和室を囲む子育てしやすいGX志向型の家」の建築予定現場にて、工事の安全と家の繁栄を願い、四方清めを執り行いました。

四方清めとは、建物の四隅をお神酒や塩、米などで清め、工事の無事を祈る大切な儀式です。当日は晴天にも恵まれ、ご夫婦、現場管理者にて心を込めてお清めを行いました。
この土地にしっかりと根を張り、ご家族が安心して暮らせる住まいを築くため、今後も一つひとつの工程を丁寧に進めてまいります。

鋼管杭打ち

2025/3/8

「和室を囲む子育てしやすいGX志向型の家」の建築予定現場にて、鋼管杭打ちの工事を行いました。

地盤調査を実施した結果、こちらの現場では、地盤改良が必要と判断されました。これを受け、基礎の安全性を確保するために鋼管杭工法を採用し、杭打ち工事を実施いたしました。

鋼管杭は、耐久性と支持力に優れた鋼製の杭を使用し、専用の重機で地中深くまで打ち込む工法です。杭の打設完了後は、支持層まで適切に到達していることを確認し、基礎工事へと移行します。引き続き、安全に施工を進めてまいります。

捨てコンクリート

2025/3/11

「和室を囲む子育てしやすいGX志向型の家」の建築予定現場にて、基礎工事の土台となる捨てコンクリート施工を行いました。

捨てコンクリートとは?
捨てコンクリートは、建物の基礎を作る前に敷く薄いコンクリートです。構造的な強度はありませんが、地面を平らに整え、正確な基礎工事を行うための基準となる重要な工程です。

工事の流れ
①地盤を整え、砕石を敷いて転圧
②捨てコンクリートを打設し、表面を均す
③コンクリートが固まったら、基礎の墨出し(位置の印付け)

この作業をしっかり行うことで、家全体の強度や精度が高まり、安心・安全な住まいづくりにつながります!

基礎ベースの生コン打設立上りの生コン打設

2025/3/21

「和室を囲む子育てしやすいGX志向型の家」の建築予定現場にて、基礎ベースの生コン打設立上りの生コン打設を行いました。

まず、鉄筋を組んだ基礎の底面にあたるベース部分に、生コンクリートを流し込みます。ポンプ車を使って均等に打設しながら、バイブレーターで振動を与えて空気を抜き、隙間なくしっかりと締め固めていきます。
これにより、ひび割れを防ぎ、耐久性の高い基礎が仕上がります。

ベース部分の硬化後は、型枠を組んで立ち上がり部分にコンクリートを打設。この工程では、仕上がりの高さや位置にズレが出ないよう慎重に作業を進めていきます。
立ち上がり部分は、建物を直接支える重要な構造のため、仕上がりの精度が求められます。

天候にも恵まれ、コンクリートの打設・仕上げともに順調に完了しました。

基礎型枠解体

2025/3/27

「和室を囲む子育てしやすいGX志向型の家」の建築予定現場にて、基礎工事における重要な工程「型枠解体」を行いました。

基礎型枠とは、コンクリートを流し込む際の“型”となる枠組みのことをいいます。
しっかりと養生期間を確保し、コンクリートが十分に硬化したことを確認した上で、慎重に解体作業を進めました。

この「養生期間」はとても重要で、コンクリートの強度を最大限に引き出すためには欠かせない工程です。
急いで型枠を外してしまうと、コンクリートの仕上がりや耐久性に影響を与える恐れがあるため、天候や気温にも注意しながら、時間をかけて管理を行います。
型枠の撤去後は、基礎の全体像が見えるようになり、いよいよ上棟へ向けた準備が本格化していきます。

建て方

2025/4/4

「和室を囲む子育てしやすいGX志向型の家」の建築予定現場にて、「建て方」の様子をお届けします!

建て方とは、住宅の骨組みを一気に組み上げる工程のこと。大工さんたちが力を合わせて、柱や梁(はり)を図面通りに組み立てていきます。
この日は朝からクレーン車が入り、プレカットされた木材を次々と吊り上げ、熟練の職人たちが手際よく組み上げていきました。

1階から2階へと、家の形がどんどん立ち上がっていく様子は圧巻!図面では分かりづらかった「家の大きさ」や「間取り」も、この段階でぐっと実感できるようになります。

施主様も現地に足を運ばれ、「1週間前までとは全然違う!」 「ついにここまで来たんだ」と感慨深げなご様子でした。
安全第一で、引き続き丁寧に進めてまいります!

ルーフィング作業

2025/4/7

「和室を囲む子育てしやすいGX志向型の家」の建築予定現場にて、「ルーフィング」の様子をお届けします!

ルーフィングとは、屋根の下地材の上に張る防水シートのことで、雨水の侵入を防ぐ大切な工程です。見えなくなる部分ですが、家全体の耐久性に関わる重要な役割を担っています。
今回は、野地板の上に雨漏りを防ぐルーフィングシートを丁寧に施工。屋根全体に隙間なく張り、重ね幅や釘の打ち方も一つひとつ確認しながら進めました。天候にも恵まれ、風が強くなる前に作業を終えることができました。

このルーフィングの上に屋根材(瓦やガルバリウム鋼板など)がのることで、二重の防水構造が完成します。お客様に安心して暮らしていただけるよう、細部まで丁寧に仕上げていきます。

木工事

2025/4/12

「和室を囲む子育てしやすいGX志向型の家」の建築予定現場にて、「木工事」の様子をお届けします!

無事に建て方工事が完了し、現在は木工事の真っ最中です。現場では、大工さんが間柱(まばしら)や筋違い(すじかい)の施工を進めており、建物の構造が着実に形になってきました。
さらに、外部では外壁の下地となる外部合板の施工が進められており、家全体の輪郭がはっきりと見えてきています。

屋根工事については、屋根葺きが完了し、これで雨の影響を受けにくい状態となりました。天候にも恵まれ、工事は順調に進行中です。

来週には中間検査を控えており、しっかりと準備を進めていく予定です。検査に合格できるよう、自社で事前チェックを行い、細かな部分まで丁寧に確認を重ねています。
今後も安全第一で、品質の高い住まいづくりを目指してまいります!

木工事(造作工事)

2025/4/18

「和室を囲む子育てしやすいGX志向型の家」の建築予定現場にて、「木工事(造作工事)」の様子をお届けします!

木工事の工程が順調に進んでおり、造作工事の真っ最中です。
間柱や筋違いといった構造材の取り付けが完了し、現在は内部の壁下地など、家の「内側のかたち」をつくる大切な作業が進められています。

現場では、大工さんが図面をもとに一つひとつ丁寧に作業を進めており、サッシ枠、ドア枠など細かな部分の仕上げが始まっています。
完成後には見えなくなる部分ですが、精度が求められる作業ばかり。細部までしっかり施工することで、長く快適に暮らせる住まいが完成していきます。

来週は、内部の断熱材張りへと進んでいく予定です。

断熱材張り

2025/4/20

「和室を囲む子育てしやすいGX志向型の家」の建築予定現場にて、「断熱材張り」の様子をお届けします!
壁一面に隙間なく施工することで、室内の快適性や省エネ性能を左右する工程です。

今回は、壁と天井に高性能グラスウールを使用。断熱材がずれたり隙間ができないよう、丁寧に一枚一枚手作業で施工しています。

断熱材がしっかり施工されることで、冬は暖かく、夏は涼しい住まいが実現します。また、冷暖房効率が向上するため、光熱費の節約にもつながります。

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