扉を開けると白を基調とした上品な内観が、訪れる人を迎えます。白で囲まれた空間は、洋館のホールを思わせる気品溢れる美しさがあります。
さらに居室内の壁紙やインテリアデザインにも、お施主様のこだわりが感じられます。
こだわりのデザイン
外観については、 建物の顔となる部分にはタイルを貼り、 それ以外の外壁についてはジョリパット、塗り壁を採用することで、洋館らしさを演出しました。
宝塚歌劇団に向かう時のあのワクワク感と似た、ヨーロッパの街並みのような味わい深い石畳の玄関アプローチも見どころです。
ミラーボールが輝くダンスルーム
お施主様のご趣味でダンスをされているとのことでしたので、床材や鏡など当初から具体的に要望がありました。ここでも宝塚を意識したミラーボールの設置もお施主様からのご要望でした。
大容量の収納スペース
各洋室にクローゼットがあることはもちろん、応接室には大きなパントリーを配置しました。
玄関収納についても、コートを掛けるようにハンガーパイプ、大きなものも置けるように十分な大きさを確保しました。
光を取り込む中庭
今回の計画地が南北に長い形状の敷地であったため、 東面に中庭を配置して建物内に光を取り込めるように計画しました。
中庭に面してアイアンのオープン階段を配置することで、より開放性が出るようにいたしました。
また、玄関の階段フロアに吹き抜けをつくることで、採光・通風にも優れた、孤立しない動線づくりにも役立っております。