確認申請について

こんにちは。

今回は、建物を建てる際に必要な「確認申請」について説明したいと思います。

確認申請は、計画している建物が、建築基準法をはじめとした各種法令に適合しているかを、確認検査機関や特定行政庁などの第三者機関が審査する重要なプロセスです。

安全・安心な建物を建築するための出発点ともいえます。

基本的なポイントを理解しておくことで、計画全体をより円滑に進めることができます。要点を三つにしぼって説明します。

第一のポイントは、基本設計の段階で敷地条件をあらかじめ把握しておくことです。

敷地には用途地域をはじめとした、建蔽率・容積率・高さ規制・道路種別や防火規制などのルールが定められており、これらの法規制は建築可能な建物の規模や形状に大きく影響を及ぼしますので、なるべく早い段階で専門家と確認しておくとベターです。

第二のポイントは、申請図書の正確性と整合性です。配置図や平面図、立面図といった一般図をはじめ、構造や設備に関する資料など、多数の書類をもとに審査が行われます。わずかな不整合でも修正対応が必要となり、場合によっては工程に影響が出る可能性があります。丁寧に準備を進めることが重要です。

第三のポイントは、申請にかかる期間をあらかじめ理解しておくことです。

確認申請には審査期間があり、質疑や補正によって想定より時間を要する場合があります。

去年の4月に法改正が行われて以降、確認検査機関の審査に要する時間が従来より大幅に伸びており、現状一戸建て住宅でも、申請図書を提出してから確認済証が交付されるまで2~3ヶ月程度かかるケースが大半です。

着工時期や資金計画にも大きく関わってくるため、余裕を持った工程を見込んでおくことが安心につながります。

確認申請は単なる手続きではなく、安心・安全な建築を実現するための大切なプロセスです。

ポイントを押さえて準備を進めることで、円滑なプロジェクト推進につながるでしょう。

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