ペットも人も幸せになる!家の設計アイデア5選!(前編)

愛犬、愛猫も大切な家族の一員です。
ペットのために家を建てるときには、人の快適さだけではなく、ペットの住みやすさも考えなければなりません。

そこで、愛犬と一緒に今回はペットも人も幸せになる家の設計アイデアを5つ、前編後編に分けてご紹介します。

①愛犬・愛猫にとっての安心空間

ペットにとって、自分の居場所があることは安心感や快適さにつながります。
1番はやはり、愛犬・愛猫がどのようにすれば安心して、過ごせる空間かです。

ここでは、愛犬・愛猫が安心できる空間作りのアイデアをまとめます。

ペット専用空間は人間の目線ではなく、ペットの目線で考えることを忘れずに家づくりをしていきましょう。

 

ペット専用空間を作る

 

 

 

 

 

 

人間みたいに、家族と一緒にいたい時と、ちょっと一人で静かにしたい時があります。

家族みんながリビングでゆったりしている時は、そのそばで一緒にいたがります。
でも、一人の時間が欲しい時は、少し離れた静かな場所でくつろぎたくなるんです。

ずっと誰かがいる環境だったり、逆にずっと一人ぼっちの空間にいるのは、ペットにとってもストレスになるんです。

そんな気持ちに寄り添うために、いくつかのペットスペースを家の中に作るのはいいアイデアです。

例えば、キッチンの奥に自分だけのプライベートスペースを作ったり、リビングの隅にも小さなスペースを設けたりします。

ケージには家族のことが見えるようにしてあげるといいですね。
そうすると、寂しさを感じずにすみます。この2つの場所を用意してあげることで、愛犬もストレスなく、もっと快適に過ごせるようになります。

 

玄関には飛び出し防止フェンス

玄関や庭先には、飛び出し防止フェンスの設置を検討してみてください。

飛び出し防止フェンスの導入はペットが車や人との衝突、あるいは迷子になるリスクを軽減する効果があり、これにより飼い主は外出時も安心してペットをお留守番させることができます。

飛び出し防止フェンスには、高さ、素材、デザインに関して多岐にわたる選択肢があります。重要なポイントは、ペットの体格や性格を考慮して、最適なフェンスを選定することです。

例を挙げると、小型犬や猫の場合は、約1メートルの高さのフェンスで足りる場合が多いですが、大型犬や跳びはねる傾向のあるペットには、より高いフェンスが必要となります。

 

フェンスの素材については、金属や木材が一般的です。
しかし、金属製の場合は錆の発生や切断のリスクがあり、木製の場合はペットによる噛みつきや引っかきの可能性も。

そのため、愛犬や愛猫を守るためにも、柔らかい素材をおすすめします。

 

上り下りが安心!緩勾配階段

階段は、人にとっては当たり前のものですが、ペットにとっては危険な場所です。

特に高齢のペットや足腰の弱いペットは、階段の上り下りが困難で、転倒や怪我のリスクが高まります。

そこで、ペット専用の緩勾配階段を設けることで、ペットが安心して移動できるようにしましょう。

緩勾配の階段は、通常の階段よりも傾斜が緩やかで、段差も低くなっています。
また、滑り止めや手すりなどの安全対策も施されています。

緩勾配階段は、ペットだけでなく、小さな子どもや高齢者にも優しい設計です。

 

②お手入れしやすい快適な空間

ペットと一緒に暮らすと、家の中が汚れたり臭ったりするのは避けられません。
しかし、家の設計に工夫をすることで、ペットも人も快適に暮らせる空間を作ることができます。

 

滑りにくい床材・傷つかない床材

ペットが走り回ったり爪を立てたりすると、床が滑ったり傷ついたりします。

そこで、滑りにくくて傷つきにくい床材を選ぶことが大切です。
例えば、タイルや石材は滑りにくくて丈夫ですが、冬は冷たくなります。

カーペットやラグは暖かくて柔らかいですが、毛やホコリが溜まりやすくて掃除が大変です。
そんなときにおすすめなのは、防滑ハイパーフィルムが施されたフローリングです。

これらは滑りにくくて傷つきにくいだけでなく、汚れてもサッと拭けばキレイになるので、お手入れも簡単です。

 

窓や壁材で温度調節

ペットは人よりも体温調節が苦手です。

暑さや寒さに弱いペットも多いので、家の中の温度を適切に保つことが必要です。
窓や壁材の選び方によって、家の中の温度調節がしやすくなります。

例えば、窓は断熱性や遮光性の高いものを選ぶと、夏は暑さを防ぎ、冬は暖かさを逃しません。
また、窓にカーテンやブラインドを付けると、日差しや外からの視線を遮ることができます。壁材は断熱性や吸湿性の高いものを選ぶと、家の中の湿度や温度を安定させることができます。

 

脱臭できる素材に

 

 

 

 

 

 

 

ペットが粗相すると、家の中が臭ってしまいますよね。

そんなときに役立つのが、脱臭効果のある素材です。
例えば、カーペットやラグは脱臭機能付きのものを選ぶと、臭いを吸収して分解してくれます。

また、壁紙やクロスは抗菌・防カビ・防臭のものを選ぶと、カビや菌の繁殖を防いで臭いを抑えます。

 

③愛犬が喜ぶ設計アイデア

愛犬と一緒に暮らすなら、家の設計にも気を配りたいですよね。

人間が快適に過ごせるだけでなく、愛犬もストレスフリーになれるような工夫が必要です。そこで今回は、愛犬が喜ぶ設計アイデアをご紹介します。

 

庭や屋上にドッグラン

愛犬と一緒に暮らすなら、やはり運動が大切です。
しかし、都会ではなかなか広い公園やドッグランに行けないことも多いでしょう。

そこでおすすめなのが、庭や屋上にドッグランを作ることです。
庭や屋上に芝生や人工芝を敷いて、柵やネットで囲めば、自宅で気軽に愛犬と遊べます。

愛犬も自由に走り回ってストレス発散できるでしょう。
また、雨の日や暑い日でも安心して遊べるように、屋根や日除けを設置すると良いですね。

 

日向ぼっこできるスペース

 

 

 

 

 

 

もう一つの愛犬が喜ぶ設計アイデアは、日向ぼっこできるスペースを作ることです。

犬は日光浴が大好きです。
日向ぼっこできるスペースはバルコニーやガーデンルーム、デッキなどがおすすめです。

窓際では、窓枠にクッションやマットを敷いて快適過ごせるスペースをつくりましょう。愛犬が日向ぼっこをしている姿は癒されます。

 

 

玄関横にシャワースペース

最後にご紹介する愛犬が喜ぶ設計アイデアは、玄関横にシャワースペースを作ることです。
愛犬とお散歩に行った後は、足や体が汚れてますよね。

そのまま家の中に入れると、床や家具が汚れてしまいます。
そこで便利なのが、玄関横にシャワースペースを作ることです。

玄関横に水道や排水口を設置して、シャワーヘッドやタオルを用意すれば、愛犬の足や体をさっと洗えます。

前編は、以上です。
後編は、猫のお話も取り上げてご紹介させていただきます。是非ご覧ください。

アイフルホーム大東店では小さなお子さんとペットに快適な設計を得意としております。

ぜひ一度、「ペットとの共存住宅」について、お気軽にご相談ください。

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